国立大学のao入試について。国公立大学でao入試を実施している横浜国立大学、東北大学、山口大学の詳細について
AO入試についてTVでみて初めて知りました。AO入試とは新しい方式の大学入試だそうです。
AO入試とは「Admissions Office試験」の略です。
AO入試とは、出願者の自分自身の人物像を学校側が学校の信念や理想像と照らし合わせ、その学校に相応しい人間かどうかを判断し、合否を決めるという特殊な入試方法です。
これまでの入試は学力を試す為のテキスト形式の試験の得点が大きなウエイトを占めていたのに対し、AO入試では志願理由書、面接による学校側の印象が重視される事になります。
よって、AO入試とは、個人個人のパーソナリティーを重視した試験という事になります。
日本では1990年に初めて採用され、現在では約600校が採用している試験です。
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横浜国立大学は、1949年に横浜のいくつかの大学が統合してできた大学です。
国立大学の法人化に伴い、2004年からは「国立大学法人横浜国立大学」となりました。
この横浜国立大学は、工学部と教育人間学部に力を注いでいる大学として知られています。
そんな横浜国立大学では、「教育人間科学部 学校教育課程・教科教育コース」「工学部 生産工学科」「工学部 物質工学科」「工学部 建設学科」「工学部 電子情報工学科」「工学部 知能物理工学科」において、AO入試が行われています。
工学部は特にAO入試に力を注いでいるようで、全ての学科で実施しているようです。
シビルエンジニアリングコースでは、定員の2割をこのAO入試によって選抜しています。
その概要は、どのコースでもまず書類氏審査による一次選抜が行われ、それを通った学生に対し、二次選抜に当たる口頭試験を実施します。
万一この入試で失敗した場合でも、一般入試で再チャレンジすることが可能です。
これらを見る限り、横浜国立大学はAO入試にかなり力を注いでいるようです。
特に工学部、エンジニア系は、その傾向が顕著です。
技術屋というのは、頭でっかちでは中々育ちません。
本当にその分野に向いているかどうかは、その人の性質に現れます。
それを見極める為に、AO入試を重視しているのでしょう。
東北大学は、筑波大学、九州大学と並び、国立大学で最も早くAO入試を取り入れた大学です。 それに伴い、アドミッションセンターを設置しましたが、現在では廃止されていてありません。 それでも、東北大学が国立大学におけるAO入試のパイオニアの一つである事に変わりはなく、国立大学のAO入試と言えば、東北大学の名前を挙げる人は数多くいます。 東北大学は、1907年に東北帝国大学という名前で創立されて以降、実に100年以上の歴史を持つ大学です。 現在の名称になったのは1949年で、国公大学の法人化に伴い、2004年からは法人となりました。 そんな東北大学でAO入試を実施しているのは、「工学部」「理学部」「法学部」「教育学部」「経済学部」「医学部」「歯学部」「薬学部」「農学部」です。 文学部以外は全て実施されています。 これだけを見ても、東北大学がAO入試に力を注いでいることがわかるかと思います。 東北大学のAO入試は、I期〜IV期に渡って行われます。 I期とII期は同じ時期で、出願期間は10月下旬、試験日は11月下旬、合格発表は11月末となっています。 I期は工学部、II期は法学部、理学部、工学部でそれぞれ実施されます。 III期は出願期間は1月下旬、試験日は2月中旬、合格発表は試験日の翌日、または二日後です。 「教育学部」「経済学部」「医学部」「歯学部」「薬学部」「工学部」「農学部」で行われます。 IV期は少々特殊で、10月入学となっています。 出願期間は7月中旬、試験日と合格発表は8月上旬となっています。
山口大学は、1949年に創立した国立大学です。 国立大学の法人化に伴い、2004年以降は国立大学法人山口大学となりました。 2007年に制定された山口大学憲章によると、本大学は「共同・共育・共有精神の涵養、公正・平等・友愛の尊重」が基本理念として掲げられています。 そんな山口大学のAO入試は、「基礎学力」「創造的な思考力」「意欲」「適応力」などといった要素を見る事で、多面的に評価する入試という事です。 実施されている学部は、人文学部、教育学部、経済学部、理学部、工学部と非常に多く、山口大学のAO入試に対しての力の入れ方が現れています。 AO入試のプロセスは、まず出願受付から始まります。 8月の下旬に出願受付を行い、書類選考がなされます。 その書類先行が第1次選抜となり、この結果が9月中旬に発表されます。 それに合格した生徒は、9月下旬に第2次選抜である面接試験、講義等理解力試験を受ける事になります。 合格発表は10月中旬、入学手続きは10月末〜11月上旬となっています。 なお、土日祝日は除きます。 出願資格は、中学・高校の卒業者及び来年卒業予定の学生、または通常の課程による12年の学校教育を修了した者及び修了見込みの者、または学校教育法施行規則の規定に則り、高校を卒業した者と同等以上の学力があると認められる者及び来年これに該当する見込みの者、となっています。 合格倍率は、学部学科によって幅があり、最も倍率が低いのは工学部の「循環環境工学科」で2.5倍、高いのは人文学部で13倍となっています